喜多嶋隆

喜多嶋隆プロフィール&ガイド

喜多嶋隆(きたじまたかし)―1949年生まれ(76歳)。東京都文京区出身。小説家。

広告代理店勤務を経て作家へ。

海辺、椰子の木、夕焼け、カクテル、そんな小道具が生きる小説多数。テレビドラマになった「ポニーテールはふり向かない」の原作者であるといえば、皆「ああ、はいはい」と大抵分かってくれます。これは5冊分がシリーズになっていて一気読みがおすすめ。というか私はポニーテールシリーズしか読んでないわけですが。

関連作家・似てるかも作家:原田マハ 松岡圭祐 伊吹有喜 東野圭吾 森沢明夫 北川みゆき

喜多嶋隆おすすめ本ベスト

  1. テレビドラマ原作。というだけで強烈なノスタルジーに襲われるのだけれど。舞台はハワイ、ジーンズの後ろポケットにスティックを忍ばせた喧嘩っぱやい少女ミッキーのバンド物語。青春だねぇ。以降四冊で構成される。
    文学(小説)

喜多嶋隆レビュー一覧(5冊)

  1. 完結編。マフィアのボスと恋に落ちた天才ドラマーミッキーの運命やいかに。本来湿っぽくなるはずのエピソードでありながら乾いている。それでいて感動させたりするのだから、作者の計算としての文体はやはり大きい。
    文学(小説)
  2. THE BANDAGEデビュー曲「少しだけ、ティア・ドロップス」完成。急速に注目を集めつつ、ギャングとの抗争もあり、ドタバタしてゆく。このあたりは長いストーリーの終着を模索するような紆余曲折のクライマックスだ。
    文学(小説)

喜多嶋隆の新刊・近刊

  • 喜多嶋隆
    2025-04-10
    光文社 光文社文庫
    葉山で楽器店を営むギタリストの哲也。彼の従妹、涼夏の歌手デビューの日が迫る。相手は世界! 大型新人の登場に見合う楽曲を求める哲也は、ある日、...
  • 喜多嶋隆
    2024-09-30
    田畑書店 ポケットスタンダード
    名作短編集が2024Remaster版として装いも新たに復刊。さわやかな潮風が吹き抜ける物語、ふたたび。
  • 喜多嶋隆
    2024-09-24
    KADOKAWA 角川文庫
    ここが、私たちの大切な居場所。 海辺の町に春がやってきた。小さな料理店のオーナーである海果が考えた、ワカメや春キャベツを使った新メニューは...