中上紀

中上紀プロフィール&ガイド

中上紀(なかがみのり)―1971年生まれ(55歳)。東京都国分寺市出身。小説家。

父は中上健次、母は紀和鏡。

1999年『彼女のプレンカ』で第23回すばる文学賞受賞。

父の影響はほとんど見られず、アジアに憧憬する現代作家です。

関連作家・似てるかも作家:中上健次

中上紀おすすめ本ベスト

  1. 大音量のガムランとバリの熱気のなか、悪霊に憑かれた者、神に魅入られた者たちが踊る。著者は、スタイルじゃなくアジアの湧気が本当に好きなんだなと思わせる。日本とバリを往復するストーリーも緩急があってよい。
    文学(小説)

中上紀レビュー一覧(6冊)

  1. 旅の短編集。物語としての起承転結よりも、バンコク、カウアイ島、シンガポール、チェンマイ、それぞれの気温や湿度の再現に気が配られてる。海中出産なんて変った題材をもってきながら「ハワイの海」に重点がとか。
    文学(小説)
  2. 「父と熊野」に本腰入れて向かい合った初めての書。血族の業を描いた健次がその娘によって描きなおされるとき、また新たな熊野が現れる。社に祭りに蝉の声、なんて深い森の国か。『鳳仙花』ほかの読解も充実してる。
    文学