野田秀樹
野田秀樹プロフィール&ガイド
野田秀樹(のだひでき)―1955年生まれ(68歳)。長崎県西彼杵郡崎戸町(現・西海市)出身。劇作家、演出家。
1976年劇団夢の遊眠社旗揚げ。1992年劇団解散後も「NODA・MAP」として演劇活動を続ける。
1983年『野獣降臨』で第27回岸田國士戯曲賞、1999年『Right Eye』で第2回鶴屋南北戯曲賞、2000年『パンドラの鐘』で第50回芸術選奨、2006年 『ロープ』で第58回読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)、2009年その活動により朝日賞、2011年その活動により紫綬褒章および第3回早稲田大学坪内逍遙大賞受賞。
表層に見せかけた真実に見せかけた表層。そんなトリッキーな世界像です。ここで紹介している私が読んだ作品はすべて品切れとなっていて薦めにくいのですが、『野獣降臨』はときどき古本屋で見かけます。実際の舞台は見たことがないです。
関連作家・似てるかも作家:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 内田洋一 小林賢太郎 つかこうへい 長谷部浩 唐十郎 蜷川幸雄 鈴木忠志 浅利慶太 横内謙介
野田秀樹おすすめ本ベスト
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戯曲二編。たった一行の真実にむけて伏線もきっちり張りながらも全部冗談にしてしまうような作風。表題作での月世界と紫式部なんて意味を拡散させるのが目的としか思えないが、読み取ってやるぜって意思も湧くもの?文学(戯曲)
野田秀樹レビュー一覧(5冊)
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物語作家・放送作家・劇作家による鼎談集。タモリとタケシとかテレビ的な下世話な文化について鋭く切りこむ趣向だが「失礼な編集者」のせいで下世話なまま終わってしまったりしてる。三年のブランクでの状況変化も。文学(エッセイ)
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歴史への大胆な仮説とその検証。歴史学者というよりは「こじつけの病人」であるな。十字軍の目的も、ナポレオンの島流しも、マジカルに読み替え可能ですか。かなり強引なのだがそう思わせない言葉の才能が光ってて。文学(エッセイ)
野田秀樹の新刊・近刊
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