岡崎京子

岡崎京子プロフィール&ガイド

岡崎京子(おかざききょうこ)―1963年生まれ(60歳)。東京都世田谷区出身。漫画家。

1980年代から90年代にかけて多くの作品を発表。1996年に交通事故に遭い、以後療養中。

2004年『ヘルタースケルター』で第8回手塚治虫文化賞(マンガ大賞)受賞。

関連作家・似てるかも作家:安野モヨコ 桜沢エリカ 山田玲司 内田春菊 南Q太 萩尾望都 竹宮惠子 花輪和一 長谷邦夫 藤子不二雄A

岡崎京子レビュー一覧(2冊)

  1. 『ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね』表紙
    初の文芸作品集。直感的に選ばれた言葉だけで世界造りは完璧。感覚に重きを置いたゆえの文体の無政府さがまた、崩れかけの家屋のような緊張感を与えている。「女の子」の残酷な眼差しは童話を騙っても消えていない。
    文学(小説)
  2. 『ハプニングみたい』表紙
    説明が難しいのだが、徐々に完成してゆくイラストレーションの途中過程を並べ、それに物語あるいは詩をつけている。共同作業としてのコマ送り的テキスト。コンセプトメーカーとしての遊び心縦横無尽。ああ説明不能。
    文学(小説)

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