篠原一

篠原一プロフィール&ガイド

篠原一(しのはらはじめ)―1976年生まれ(45歳)。千葉県出身。小説家。

1993年 『壊音』でデビュー。

1993年『壊音』で第77回文學界新人賞受賞。

女子高生作家として騒がれたのは綿矢りさよりもこの人が先駆。世紀末的退廃が(って新世紀になっちゃいましたが)テーマになっているような夢ウツツな作品が多い。『壊音』は絶版になっているので最初に読むなら『きみよわすれないで』か。盗作疑惑以来静かになってしまいました。

篠原一おすすめ本ベスト

  1. 『壊音』表紙
    史上最年少の文學界新人賞受賞だとか女子高生作家だとか話題先行の作品。退屈を不完全燃焼させたらこういう廃墟ができる。退廃はやはり美しい、という妄想。筑紫哲也がニュース23で当時対談をしていた。関係ないが。
    文学(小説)

篠原一レビュー一覧(6冊)

  1. 『アイリーン』表紙
    アイリーンを名乗る占い師のもとに「アイリーンを探してくれ」という依頼が。自分ではないアイリーンを探すうち、自分が本当に自分なのか分からなくなってくる…という著者らしい現実感とのずらし方が楽しめる作品。
    文学(小説)
  2. 『アウトトゥランチ』表紙
    「死」ではなく「死体」を突きつける短編集。冷蔵庫にあつらえたように収まった女は酷く物質的で、勝手に想像される死を演じるのみだ。著者の趣味だけで書ききった感があるが、あえて遠回りの道を選んでる気もする。
    文学(小説)

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