島田雅彦『植民地のアリス』レビュー

書誌情報

島田雅彦『植民地のアリス』表紙
植民地のアリスしょくみんちのありす
1993/07
NDC:915 | 文学>日本文学>日記 書簡 紀行
目次:裸の神様 / 花咲く島の陰に / 流刑地にて (ほか)

レビュー

紀行エッセイ集。日本の辺境としての島々探訪と、トルコやチベットなど海外巡礼の二部からなる。上品な雑誌『旅』連載のものが中心であるためか、穏やかな旅行記。世界を植民地にする武器は下世話な下半身だろうに。
読了:1996/10/01

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