島田雅彦『流刑地より愛をこめて』レビュー

書誌情報

島田雅彦『流刑地より愛をこめて』表紙
流刑地より愛をこめてるけいちよりあいをこめて
1995/03
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:群青色に灰色、そしてかすかにオレンジ色が混じるまだら模様の闇 / 般若学園へはどう行ったらいいでしょう / それで放送で呼び出されるまで校内を歩き回ってみた (ほか)

レビュー

帰国子女アリスと「中国女」に囲われた蔦麻呂。ニ人は一目で恋に落ち、世界から脱出を試みる。なんだろう、これは。ストーリーは平版でキャラも立っていない。退廃した文学を演じなければならなかった著者の真意は。
読了:1999/02/01

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