乙一/幡地英明『夏と花火と私の死体』レビュー
書誌情報
夏と花火と私の死体
1996/10
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:夏と花火と私の死体 / 優子
レビュー
死体の一人称で進むデビュー作。殺した兄弟も殺された少女も、それぞれに死への認識が甘い。そのため不愉快な軽みが生まれてるのだが全部計算済みの「文学的野心」か? この漫画のようなテンポの良さを楽しむべし。
読了:2005/08/14