目取真俊『群蝶の木』レビュー

書誌情報

目取真俊『群蝶の木』表紙
群蝶の木ぐんちょうのき
2001/03
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:帰郷 / 剥離 / 署名 (ほか)

レビュー

オカシイのは私なのか?と「剥離」「署名」でじんわり染む平衡感覚の狂いは、生きる気力を失わせる不快度。猫好きにも辛いけど拍手すべき執拗さだ。ラストの表題作が救いなのかと思ったらこちらもダウナーで眩暈が。
読了:2006/07/23

商品詳細&購入情報

物語の舞台