筒井康隆『邪眼鳥』レビュー

書誌情報

筒井康隆『邪眼鳥』表紙
邪眼鳥じゃがんちょう
1997/04
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:邪眼鳥 / RPG試案-夫婦遍歴 /  (ほか)

レビュー

莫大な遺産を残して死んだ父。葬儀の夜に初めて聴かされた、歌手だった頃の父のレコードが、兄妹弟たちをゆっくりと狂わせてゆく。それぞれ父の影を求めて現実から逸脱してゆく風景は、剥がれた皮膚のように赤黒い。
読了:2001/05/01

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