吉田修一『最後の息子』レビュー

書誌情報

吉田修一『最後の息子』表紙
最後の息子さいごのむすこ
1999/07
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:最後の息子 / 破片 / Water

レビュー

表題作はオカマと暮らす男の物語。成長してゆく自分をビデオカメラ越しに見つめる手法で、その構図の妙味で読ませる。ホントは痛いはずなんだよ、それは。併録の高校水泳部青春モノは平凡なだけに安心してみたりも。
読了:2001/06/01

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