宮沢章夫『サーチエンジン・システムクラッシュ』レビュー
書誌情報
サーチエンジン・システムクラッシュ
2000/03
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:サーチエンジン・システムクラッシュ
レビュー
赤いチョークの線を追ってやってきた池袋。虚学ゼミ教授の言葉がフラッシュバックする中、騙し絵のような街で迷子になる長編。傾いた現実をこれほどクールに語れるのはすごい。人はこの曖昧さに耐えうるものなのか?
読了:2000/12/01