吉備路をめぐる。年末の古代歩き

行程

[岡山/吉備路、総社] 帰省途中に岡山へ立ち寄り。風土記の風吹く吉備路へ。吉備津彦神社、鼻ぐり塚、吉備津神社、備中国分寺などを巡ります。
「吉備路をめぐる。年末の古代歩き」地図
1997-12-28
東京―吉備路―総社―岡山
1997-12-29
岡山―七尾

旅行記

1997-12-28(1日目/日曜日)
吉備路は桃太郎の土地

吉備津彦神社
吉備津彦神社

きびだんご、桃太郎伝説の産地、吉備路へやってきました。東京から実家のある石川まで正月帰省のよりみちですね。

備前一宮で降りて吉備津彦神社へ。この「吉備津彦」というのが桃太郎なわけです。桃太郎を祀っている神社。

吉備津神社
吉備津神社

牛の鼻輪を供養した鼻ぐり塚などを見ながら歩いて吉備津神社へ。先ほどの吉備津彦神社と名前は似ていますが別の神社です。

入母屋造が2つ並んで1つになっている比翼入母屋造はここ独特のもの。釜の鳴る音で吉凶を占う鳴釜神事も呪術的でおもしろい。

備中国分寺
備中国分寺

うまいバス便がなかったので、総社駅からタクシーにのって備中国分寺へ。多くの古墳や古寺が点在する「吉備風土記の丘」の中心。田園風景の中に突如現れる五重塔が印象的です。塔を含め現在の建物は江戸時代に建てられたもので、聖武期の様子は不明。

岡山で宿泊。

1997-12-29(2日目/月曜日)
まっすぐ田舎へ帰ります

実家のある北陸へ、鈍行を乗り継いで帰ります。(了)