TimebookTownリニューアルを経て

近況報告

電子書籍サイトTimebookTownが4月に入ってリニューアルしましたよね。ここでしか読めない角田光代のオリジナル連載がはじまったり、『グイン・サーガ』が配本も開始だし、ちゃんと時節に合ってる。新着本のラインナップも質量ともに明らかに力入れなおしてるんですよ。検索システムの使いにくさはどうにか通常レベルになったし料金的なキャンペーンもある。

でもなんだか盛り上がってないような気がします。いろんなブログが話題にするかなと思って注視してたりしたんですがあまり話題になってないような。ぶっちゃけ、どうなんでしょうか、中の人いたらこっそり教えて。

もうね、「一定期間経つと読めなくなる貸本方式」と「月会費制」のどちらかが(あるいは共に)失敗だったのだときちんと認めて作戦練り直さないといけないんじゃないでしょうか、手遅れになる前に。

僕は他のサイトでは電子書籍購入したことありますし、もうPCで小説読んだりするのにも抵抗はないんで、読みたかった作品が置いてあったらダウンロード購入もやぶさかでないですよ。でも、TimebookTownでは借りたことないんですよね。

月会費払ってる以上モト取らないと、と思って何冊かダウンロードするんだけど、2ヶ月経ったらその本はもう読めません。なんてシステムでは無理があるでしょ。「人は電子書籍のみに生きるにあらず」ですよ。普通の本も並列に読むんだから。電子書籍を利用しながらも、リアルの図書館に行ったりもするんだから。でしょ?

というようなあたり、運営側はどのように考えているのか。聞いてみたいところです。