馳星周『煉獄の使徒 上』

書誌情報

  • 煉獄の使徒 上れんごく の しと
    馳星周はせせいしゅう
    2022-04-21
    KADOKAWA 角川文庫
    “カリスマ教祖”十文字源皇率いる〈真言(マントラ)の法〉。弁護士の幸田敏一は十文字と共謀し、教団ナンバー2の侍従長として勢力拡大を推し進める。組織に切り捨てられ左遷された公安刑事の児玉弘樹は、金の匂いを嗅ぎつけ、この新興宗教に接近する。教団に不利な行動をとる弁護士の殺害計画が持ち上がったとき、男たちの欲望は業火の火種となり、音を立てて燃えはじめたー。著者畢竟の大作にして圧巻のノワール・サスペンス。

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