白石一文『我が産声を聞きに』

書誌情報

  • 我が産声を聞きにわがうぶごえをききに
    白石一文しらいしかずふみ
    2024-02-15
    講談社 講談社文庫
    コロナ禍、夫の良治に乞われ、病院に同行した名香子。肺がんの診断を受けた良治は、今日からは好きな人と暮らし治療をすると告げて家を出てしまう。人生をやり直すという一方的な言い分に、二十数年の夫婦生活を思い呆然とする名香子。自らの命と真に向き合ったとき、人は何を選ぶのか。直木賞作家渾身の作。

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