三鬼
小林恭二
2026-06-25
講談社
高橋源一郎さん、穂村弘さん、円城塔さん、絶賛!
「異能の俳人・西東三鬼が、戦争のさなか、国家と言葉のせめぎ合いの中で、とんでもない経験をしたことは有名だ。
でも、それをこんなスゴい小説にしちまうなんて、読んでて震えたぜ。っていうか、おれが書きたかったんだけど……。」
高橋源一郎
「戦争に雪崩込んでゆく最悪の時代にも、きらきらと夢を見続けてしまう。不屈のトリックスター魂に痺れました。」穂村 弘
「『ゼウスガーデン衰亡史』を読んで以来、この小説を待っていました。」円城 塔
大戦前夜の日本と南洋を疾駆する、天才俳人の流転の運命。史実とフィクションを融合させた、ノンストップ・歴史エンターテインメント!
国家はなぜ、俳句を危険視したのか?昭和15年、「京大俳句事件」発生。治安維持法違反で同人が一斉検挙されるなか、
新興俳句のカリスマ・西東三鬼は、思わぬ運命に巻き込まれていく。
「特高警察」×「日本陸軍」、「インド独立運動」×「シンガポール華僑」×「イギリス軍事情報部」、「東南アジア盛衰史」×「俳句王国の興亡」……
戦争の影が迫る日本と国際都市シンガポールを舞台に、弾圧を強める特高警察と南方進出をもくろむ陸軍の間で、
前代未聞の逃走劇が幕を開けるーー!
〈時代の転換点〉を描く、著者17年ぶりの新作小説