白石一文『君がいないと小説は書けない』

書誌情報

  • 君がいないと小説は書けないきみ が いないと しょうせつ わ かけない
    白石一文しらいしかずふみ
    2022-07-28
    新潮社 新潮文庫
    作家・野々村保古は、最愛の女性ことりと、四匹の猫といっしょに暮らしている。十五歳下のことりと知り合ってから二十年、二人はかたときも離れることがなかった。還暦を前に、知人の死をきっかけにこれまで出会ってきた人たちへ思いを馳せるようになる野々村。そんな時、ある出来事からことりへの疑惑が生じ…。人生という「奇跡」の意味を考え、小説の淵源へと迫る著者渾身の自伝的作品。

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