AusterPaul/柴田元幸『ティンブクトゥ』

書誌情報

  • ティンブクトゥてぃんぶくとぅ
    AusterPaul/柴田元幸しばたもとゆき
    2010-06-29
    新潮社 新潮文庫
    ミスター・ボーンズは犬だ。だが彼は知っていた。主人のウィリーの命が長くないことを。彼と別れてしまえば自分は独りぼっちになることを。世界からウィリーを引き算したら、なにが残るというのだろう?放浪の詩人を飼い主に持つ犬の視点から描かれる思い出の日々、捜し物の旅、新たな出会い、別れ。詩人の言う「ティンブクトゥ」とは何なのか?名手が紡ぐ、犬と飼い主の最高の物語。

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