江国香織『ひとりでカラカサさしてゆく』

書誌情報

  • ひとりでカラカサさしてゆくひとり で からかさ さして ゆく
    江国香織えくにかおり
    2021-12-20
    新潮社
    大晦日の夜、ホテルに集まった八十歳過ぎの三人の男女。彼らは酒を飲んで共に過ごした過去を懐かしみ、そして一緒に命を絶った。三人にいったい何があったのか…。妻でも、夫でも、子どもでも、親友でも、理解できないことはある。唐突な死をきっかけに思いがけず動き出す、残された者たちの日常を通して浮かび上がるのはー。人生におけるいくつもの喪失、いくつもの終焉を描く物語。

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