馳星周『四神の旗』

書誌情報

  • 四神の旗ししんのはた
    馳星周はせせいしゅう
    2023-12-21
    中央公論新社 中公文庫
    謀略に次ぐ謀略!有力皇族の誅殺、忍び寄る疫病の影――。藤原家の四子がこの国にもたらしたのは、栄光か、破滅か?直木賞作家にしてノワール小説の旗手が、古代史上最大の闇に迫る衝撃作。藤原武智麻呂、房前、宇合、麻呂の四兄弟は、父・不比等の意志を受け継ぎ、この国を掌中に収めるため力を合わせる。だが政の中枢には、不比等が唯一畏れた男、長屋王が君臨していた。皇族と藤原家。それぞれの野心がぶつかり合い、謀略が交錯するとき、古代史上最大の闇が浮かび上がる――。〈解説〉木本好信(元龍谷大学教授、奈良時代政治史)

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