邱永漢『西遊記(第8巻)』

書誌情報

  • 西遊記(第8巻)さいゆうき
    邱永漢きゅうえいかん
    2008-01
    魁星出版
    さまざまな苦難をくぐり抜け、三蔵法師と三人の弟子は西への旅を急ぐ。途中、滅法国に信教の自由をもたらし、隠霧山では豹の化物を退治し、鳳仙郡では干魃に苦しむ人々を救って、一行はついに天竺国に入った。しかし、天竺にも多数の妖魔が巣くっていたー玉華県では、九頭の獅子を首領とする魔軍に、悟空の如意棒、八戒の熊手、沙悟浄の宝丈、といった三種の神器を盗まれてしまう。金平府では人民の膏血をしぼり取る三匹の牛の精を蹴散らし、蔵にしまい込んであった金銀財宝を取り戻し人々を救った。さらに災難は続く。三蔵が、天竺国王の王女の婿に選ばれてしまったのだ…。

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