片岡義男/川西蘭/銀色夏生/ほか『シティポップ短篇集』

書誌情報

  • シティポップ短篇集してぃぽっぷたんぺんしゅう
    片岡義男かたやまよしお/川西蘭かわにしらん/銀色夏生ぎんいろなつを/沢野ひとしさわのひとし/平中悠一ひらなかゆういち/原田宗典はらだむねのり/山川健一やまかわけんいち/平中悠一ひらなかゆういち
    2024-04-10
    田畑書店
    シティポップが生まれた80年代、同時代の日本の「文学」は何をしていたのだろう? 世界のファンがSNSで甦らせたポップ音楽の背後には、同じ時代状況から生まれ、同様に日本オリジナルの発展を遂げた、都会文学の世界が隠されていた──きらめく都会の〈夢〉を優しく紡ぐ、「シティポップの時代」を並走した9つの物語を、いま、ここに。
    片岡義男  楽園の土曜日
    川西蘭   秋の儀式
    銀色夏生  夏の午後
    川西蘭   マイ・シュガー・ベイブ
    沢野ひとし プリムズをくれた少女
    平中悠一  かぼちゃ、come on!
    原田宗典  バスに乗って それで
    山川健一  テーブルの上にパンはないけれど、愛がいっぱい
    片岡義男  鎖骨の感触

    【ライナーノーツ】
    〝時代〟の終りと〝物語〟の始まり──「シティポップ」と、同時代(一九八〇年代)日本の「都会小説」  
    平中悠一

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