田中慎弥

新刊・近刊情報

田中慎弥の新刊・近刊情報

田中慎弥『田中慎弥の掌劇場』

田中慎弥『田中慎弥の掌劇場』

2015年04月17日 集英社文庫 475円 ISBN:9784087453089

見知らぬアタッシェケースを預けられた男、自殺と断定された妻を殺害したのは自分だと主張する夫など、日常がふいに歪む瞬間を1600字で切り取った、芥川賞作家初の掌編小説集。

田中慎弥『夜蜘蛛』

田中慎弥『夜蜘蛛』

2015年04月10日 文春文庫 594円 ISBN:9784167903404

一人の男の戦後を家族史として描いた意欲作

日中戦争の傷を抱えながら戦後を生きてきた父が昭和天皇の死に際し下した決断とは? 「父と息子」「戦争の記憶」に挑んだ傑作中篇。

田中慎弥『宰相A』

田中慎弥『宰相A』

2015年02月27日 新潮社 1728円 ISBN:9784103041344

あなたは旧日本人で、日本人ではありません。そして我が国は今も世界中で戦争中です。作家の獰猛な想像力を爆発させた、怪物的小説!

田中慎弥『燃える家』

田中慎弥『燃える家』

2013年10月25日 講談社 2415円 ISBN:9784062186018

俺たちは生まれつき、捨てられている――。舞台は東京から遠く離れた本州西端、800年前に安徳天皇が没した伝説の地・赤間関。中央の政治家を父にもつ高校生の闘いを通して、人間とこの世を動かす「目に見えない力」を問う、現代日本の「罪と罰」。
本州西端、寂れた海辺の街で育った滝本徹は出生の秘密を抱える高校生。ニューヨークをテロが襲った年のクリスマス、徹の親友・相沢良男は世界の無意味を唱え、クリスチャンの国語教師・山根忍へのレイプ計画を進めていた。一方、地元選出の政治家である徹の実父・倉田正司が権力の中枢へ向かうと共に、対抗勢力の陰謀がうごめき始める。
この世を動かす絶対的な力はどこにあるのか?人間の悪に対して、神は何をなすのか?現代日本のテーマを根源から問う傑作長篇小説。

田中慎弥『実験』

田中慎弥『実験』

2013年01月28日 新潮文庫 452円 ISBN:9784101334837

新作が書けぬ小説家・下村に届いた旧友春男の近況。長く疎遠だった春男は、三十を過ぎうつ病を発症したという。青春の華やぎを一切拒絶して引きこもる息子を案じ、両親の相談を受けた下村は、筆の進まぬ窮状を脱する好機と、ある不穏な「実験」を思いつくが......。潮風と砂が吹きつける海峡の町で、孤独かつ平和という泥濘であがく人々の精神の危機を冷徹にえぐる表題作ほか2篇。

田中慎弥『共喰い』

田中慎弥『共喰い』

2013年01月18日 集英社文庫 441円 ISBN:9784087450231

話題の芥川賞受賞作、文庫化!
セックスのときに女を殴る父と右手が義手の母。自分は父とは違うと思えば思うほど、遠馬は血のしがらみに翻弄されて──。映画化が決定した、第146回芥川賞受賞作。瀬戸内寂聴氏との対談を新たに収録。

田中慎弥『犬と鴉』

田中慎弥『犬と鴉』

2013年01月16日 講談社文庫 500円 ISBN:9784062774222

空から落とされた無数の黒い犬が戦争を終わらせた。悲しみによって空腹を満たすため、私は図書館に篭る父親の元へ通い続ける。歪んだ家族の呪われた絆を描く力作 (『犬と鴉』)。家業を継がず一冊の本に拘泥するのはなぜか、父と息子が抱く譲れない思い(『血脈』)。定職を持たず母と二人で暮らす三十男、古びた聖書が無為な日々を狂わせる(『聖書の煙草』)。

田中慎弥『夜蜘蛛』

田中慎弥『夜蜘蛛』

2012年10月24日 文藝春秋 1260円 ISBN:9784163817309

今年一月に芥川賞を受賞した『共喰い』がベストセラーとなり、今もっとも注目を浴びる作家・田中慎弥さんの受賞第一作です。日中戦争で傷を負い不名誉な形で戦線を離脱、複雑な胸中を隠したまま戦後を過ごしてきた「父」が、昭和天皇の死を受けてとった行動とは――。
田中氏自身を彷彿とさせる作家が受け取った読者からの手紙、という「枠物語」の手法をとりながら展開される数奇な物語。「父と息子」「戦争の記憶」「介護」といった骨太のテーマが、不気味な蜘蛛のイメージと共に描かれます。
「戦争体験」「父と子」「介護」といった重いテーマに正面から挑んだ意欲作。また、一種のミステリーとしても読める構造をもっており、文学の醍醐味をとことん味あわさせてくれる珠玉の一作です。なお、カバー装画は線香の炎で紙を焼き、繊細なイメージを描き出す異色のアーティスト・市川孝典さんの作品です。こちらも合わせてお楽しみください。

田中慎弥『図書準備室』

田中慎弥『図書準備室』

レビューあり、レビューコーナーへ

2012年04月27日 新潮文庫 483円 ISBN:9784101334820

なぜ30歳を過ぎても、私は働かず母の金で酒を飲んでいるのか。それはあの目に出会してしまったから。中学の古参教師に告白させた生涯の罪を、虚無的に冷笑しつつ、不敵な価値転倒を企てる野心的表題作。級友たちの生け贄として凄惨ないじめの標的にされた少年が、独自の「論理」を通じて生存の暗部に迫る、新潮新人賞受賞作「冷たい水の羊」を併録。気鋭の小説家のデビュー作品集。

田中慎弥『これからもそうだ。』

田中慎弥『これからもそうだ。』

2012年04月18日 西日本新聞社 1365円 ISBN:9784816708497

「死にたくなければ一流の小説を書くしかない。そしてそれは、私にとって死ぬほど難しい行為なのだ。」
芥川賞受賞作家、初のエッセイ集。

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