梨木香歩
梨木香歩の新刊・近刊情報
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2023-10-07ブルーシープ「陶芸家の鹿児島睦さんの展覧会が開かれます。新作の器を見て、そこからお話を作っていただけませんか」依頼を受けた作家の梨木香歩さんは、色や形の...
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2023-09-26毎日新聞出版暗雲漂う時代。小さな山小屋の庭でー四季折々の光と影、生の哀歓、自然の連関から滴り落ちる言葉が、新たな“人の道”を切り拓く。深く五感に響き渡る...
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2023-05-29新潮社 新潮文庫作家として、旅行者として、そして生活者として日々を送るなかで、感じ、考えてきたことー。読書に没頭していた子ども時代。日本や異国を旅して見た忘...
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2023-01-30新潮社 新潮文庫19世紀末の土耳古、スタンブール。留学生の村田は、独逸人のオットー、希臘人のディミィトリスとともに英国婦人が営む下宿に住まう。朗誦の声が響き...
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2022-07-07朝日新聞出版 朝日文庫三十肩と鬱に悩まされている皮膚科学研究員の山幸彦は、治療で訪れたふたごの鍼灸師のすすめで祖先の地・椿宿に向かう。山幸彦は、そこで屋敷と土地の...
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2022-05-17岩波書店 岩波現代文庫. 文芸非常時というかけ声のもと、同調圧力が強まるなかで、この社会の「育む力」は失われつつあるのかもしれません。自分自身で考え、行動しようとする若い...
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2021-09-29新潮社 新潮文庫「土地の名まえ」の背景には、いつも物語がある。そこに暮らす、人々の息遣いがある。峠や湖川など、地形に結びついた名まえ。植物や動物に由来する地...
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2020-07-14岩波書店非常時というかけ声のもと、みんなと同じでなくてはいけないという圧力が強くなっています。息苦しさが増すなかで、強そうな人の意見に流されてしまう...
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2018-04-19岩波書店 岩波現代文庫. 文芸昭和の初め、人文地理学の研究者、秋野は南九州の遅島へ赴く。かつて修験道の霊山があったその島は、豊かで変化に富んだ自然の中に、無残にかき消され...
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2017-10-05のら書店くりかえしくりかえし、わたしたちは、広くて大きな庭に、たねをまいてきましたーいのちがつながり、地球というひとつの大きな庭がつくられるようすを...
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2016-05-28新潮社 新潮文庫首都に巡らされた不思議な地下通路。昔の生活が残る小さな島の老婆たち。古いホテルの幽霊。海辺の葦原。カヌーで渡る運河の涼やかな風。そして密かに...
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2015-09-27新潮社 新潮文庫ふとした日常の風景から、万華鏡のごとく様々に立ち現れる思いがある。慎ましい小さな花に見る、堅実で美しい暮らし。静かな真夜中に、五感が開かれて...
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2015-09-10福音館書店 福音館創作童話シリーズ「世界ってなんてすばらしいんでしょう!」あの晴れた夏の日、わたしが岸辺で出会ったのは、ふわふわの毛につつまれた、二本足で歩くハリネズミのよう...
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2015-06-20KADOKAWA 角川文庫生まれたばかりの赤ん坊・雪を抱え途方に暮れていたシングルマザー山野珊瑚、21歳。「赤ちゃん、お預かりします」の貼り紙の主で年配の女性くららと...