西村賢太
西村賢太の新刊・近刊情報
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2022-06-13講談社 講談社文芸文庫昭和7年1月、芝公園内で窮死した私小説作家・藤澤清造。その35年後に生まれた西村賢太はみずから「没後の弟子」を名乗り、作品の文学的価値を説き...
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2022-05-24KADOKAWA 角川文庫追悼 西村賢太 2022年2月に急逝した、最後の無頼派作家・西村賢太氏がライフワークとして書き継いだ日記文学「一私小説書きの日乗」。「日記...
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2021-03-19本の雑誌社平成から令和、そしてコロナ禍─ 年号が変わりコロナが蔓延、編集者との宴も球場観戦もかなわず、たまるストレスを師・藤澤清造の更なる追慕作業で...
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2020-12-24KADOKAWA 角川文庫明治の末期に、病さえ治せぬ貧困の中に暮らす訪問記者の私。友人の急死によって浮かび上がる社会への怨嗟とは…。初刊から100年、不朽の名作私小説...
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2019-08-18講談社 講談社文芸文庫一夜 けた違いの事 秋風往来 狼の吐息 刈入れ時 母を殺す 愛憎一念 予定の狼狽 赤恥を買う 雪空 此処にも皮肉がある 土産物の九官鳥 乳首...
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2019-07-24KADOKAWA 角川文庫一夜 ウィスキーの味 刈入れ時 女地獄 母を殺す 犬の出産 殖える癌腫 ペンキの塗立 豚の悲鳴 槍とピストル 敵の取れるまで 恥 噓
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2019-05-15講談社 講談社文庫藤澤清造生誕130年ーー二人の私小説作家、交感する魂の記録 父親の犯罪から一家離散し、十五歳から独り東京を流浪。その途次で出会った藤澤清造...
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2019-01-24KADOKAWA 角川文庫『17歳の失敗は、人生の失敗じゃないのだ』と 貫多は私に教えてくれたーー湊かなえ氏 こんな青春も、存在するーー17歳。中卒。日雇い。人品...
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2018-11-19本の雑誌社異端な作家の無頼な日常 昼に起き、サウナで身を清め、新作の執筆にいそしむ。行きつけの酒場で酒を呑み、編集者と打ち合わせ、宝焼酎で晩酌をする...
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2017-05-31KADOKAWA書き、呑み、読み、買い、眠り、時々笑って、時々怒るーー。なぜ平凡な日常がこれほど面白いのか。多くの作家を魅了する、当代の無頼作家・西村賢太が...
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2017-04-07徳間書店 徳間文庫世の不徳義を斬り、返す刀でみずからの恥部をえぐる。この静かで激しい無頼の流儀ーー。煙草とアルコールをかたわらに、時代遅れな“私小説”の道を突...
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2016-11-25KADOKAWA 角川文庫雑事と雑音の中で研ぎ澄まされる言葉。半自叙伝「一私小説書きの独語」(未完)を始め、2012年2月から2013年1月までに各誌紙へ寄稿の随筆を...
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2016-07-05集英社白衣を着てコック帽をかぶった北町貫多は、はじめての飲食店でのアルバイトにひそかな期待を抱いていた。日払いから月払いへ、そしてまっとうな生活へ...