カズオ・イシグロ
カズオ・イシグロの新刊・近刊情報
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2023-07-19早川書房 ハヤカワepi文庫クララは子供の成長を手助けするAF(人工親友)として開発された人工知能搭載のロボット。店頭から街行く人々や来店する客を観察しながら、自分を買...
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2019-01-10早川書房 ハヤカワepi文庫戦時中、日本精神を鼓舞する作風で名をなした画家の小野。多くの弟子に囲まれ、大いに尊敬を集める地位にあったが、終戦を迎えたとたん周囲の目は冷た...
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2018-02-06早川書房1979年の秋、24歳のカズオ・イシグロは大学院で創作を学ぶため、小さな村にいた。静かな屋根裏部屋の孤独のなかで、彼は生まれた町、長崎につい...
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2017-10-14早川書房 ハヤカワepi文庫遠い地で暮らす息子に会うため、長年暮らした村をあとにした老夫婦。一夜の宿を求めた村で少年を託されたふたりは、若い戦士を加えた四人で旅路を行く...
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2008-08早川書房 ハヤカワepi文庫優秀な介護人キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設ヘールシャムの親友トミーやルースも提供者だった。キャシー...
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2007-05早川書房 ハヤカワepi文庫世界的ピアニストのライダーは、あるヨーロッパの町に降り立った。「木曜の夕べ」という催しで演奏する予定のようだが、日程や演目さえ彼には定かでな...
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2006-11-30早川書房 ハヤカワepi文庫戦時中、日本精神を鼓舞する作風で名をなした画家の小野。多くの弟子に囲まれ、大いに尊敬を集める地位にあったが、終戦を迎えたとたん周囲の目は冷た...
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2006-03-31早川書房 ハヤカワepi文庫上海の租界に暮らしていたクリストファー・バンクスは十歳で孤児となった。貿易会社勤めの父と反アヘン運動に熱心だった美しい母が相次いで謎の失踪を...
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2001-09早川書房 ハヤカワepi文庫故国を去り英国に住む悦子は、娘の自殺に直面し、喪失感の中で自らの来し方に想いを馳せる。戦後まもない長崎で、悦子はある母娘に出会った。あてにな...
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2001-05早川書房 ハヤカワepi文庫品格ある執事の道を追求し続けてきたスティーブンスは、短い旅に出た。美しい田園風景の道すがら様々な思い出がよぎる。長年仕えたダーリントン卿への...
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2001-04-15早川書房1900年代初めに謎の失踪を遂げた両親を探し求めて、探偵は混沌と喧騒の街、上海を再訪する。現代イギリス最高峰といわれる作家が失われた過去と記...
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1997-07-10中央公論社世界的ピアニスト、ライダーはヨーロッパのとある「町」に降り立つ。「町」は精神的な危機に瀕しており、市民たちは危機克服の望みを演奏会「木曜の夕...
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1997-07-10中央公論社心をかきむしられる既視感、薄明の記憶の底から揺らぎ現れる人物や風景。夢魔に魅入られたような状況のなかで、ついに「町」の蘇生をかけた「木曜の夕...
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1994-06-23筑摩書房 ちくま文庫イギリスに住み、娘の自殺という事態に遭遇した悦子は、自分が生きてきた道を回想する。裏切りの記憶、子殺しの幻影、淡く光った山並みの残像-戦後の...
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1992-04-08中央公論新社 中公文庫軍国主義の気運に伴い、時局に便乗して日本精神を鼓舞する画題を描きつづけた画家・小野。その過程で恩師も弟子も裏切ることになった過去の過ちと責任...