現代文学100字レビュー
ピックアップレビュー
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「本を読む人は室内にいるままで既に旅人である」という前段から始まる書評集。旅に関する本をということでもないのでいくつもテーマがあるのだが、これだけ幅広いジャンルの書を生活実感で語れるのはすごい博識だ。総記
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本の話と旅の話がある「本の雑誌」系エッセイ。ジュンク堂でやった「シーナ書店」のランキングと総括は面白い。自分の好きな本を並べたミニ書店で(結果責任も問われずに)コレ売れて嬉しい!とか言えるのは羨望だよ。文学(エッセイ)
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「詩のボクシング」チャンピオンによる初の詩集。発表年に幅があるのかトーンがどんどん変わる。小説の部品を使わずともどれも島田的な毒に覆われていて分かりやすい。半分はエッセイだけど散文詩と読んでおこうか。文学(詩歌)
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自分の中のほつれた部分を指差し確認して、一つずつ了解してゆく作業。予想外にムカつかない文章なので、家族の問題、居場所の問題で悩んでいるなら素直に読んでみるといいよ。関係性を考えずに人は生きていけない。文学(エッセイ)
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死後発見されたノートから抜粋したのが『17歳の~』だが、ここではほぼそのまま時代順に収録。よりクリアに心の揺らぎや喜怒哀楽が伝わる、日記的詩篇だ。精神分析してしまいそうな危うい絵がまた素晴らしい出来で。文学(ルポ)




