現代文学100字レビュー

ピックアップレビュー

  • 『ナマコもいつか月を見る』表紙
    「本の雑誌」系エッセイ集。旅モノやらウンコ話やらバカな若者への嘆息やら安心して読める落ちついたトーン。タイトルはシーナマコトにナマコが入っているかららしい(笑)。本文には一切登場しないんだもの、ナマコ。
    文学(エッセイ)
  • 『ひとたびはポプラに臥す 1』表紙
    鳩摩羅什の足跡を辿り、西安からイスラマバードまで6700キロ40日間の旅に出た記録。やや観光客的な西安巡りを発つと、途端に水にやられて全員ダウン。あとは食い物への猜疑ばかりが募る第1巻。蘭州を過ぎ武威まで。
    文学(日記・紀行)
  • 『浴室の窓から彼女は』表紙
    ラブストーリー、確かにそうなんだけれど微妙。妄想の小部屋に閉じこもっている男と、妄想を実現させるタイプの女、現実的な妄想のありかたを探してるようだ。作者がウィザードリィ好きであることだけはよく分かる。
    文学(小説)
  • 『ひるめしのもんだい』表紙
    長期シリーズとなる『週刊文春』連載エッセイ「新宿赤マント」の第一集成。毎週毎週飽きもせずこんなバカ文を書けるのはやはり才能だろうな。ひるめしのもんだい、何を食うべきかってのは確かに問題なんだけれども。
    文学(エッセイ)
  • 『ガール』表紙
    テレクラで援助交際。オヤジから金を吸い上げて生きる女子高生ユーリ。人を愛せないのは幼児期に炎天下の車内に捨て置かれたトラウマのせいだ。そして死への衝動。絵に描いたようなストーリーで特に問題はないけど。
    文学(小説)

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