現代文学100字レビュー
ピックアップレビュー
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「子供の頃はあったのに、大人になると無くなってしまうものがたくさんある」という童話。純粋無垢であることが可能な時期を浪費してしまった大人への絵本。望月通陽のミステリアスで優しい絵もイメージを作ってる。文学(小説)
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孤児として愛を知らずに育った季理香のもとに励ましの手紙が届く。彼との文通から、生きることのシンプルな喜びが現れる書簡体長編。彼女の感情の起伏の妙にラストの仕掛けも抜かりなく、安心して読める「いい話」。文学(小説)
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学校教師が主人公だったりする短編集。自然、いじめなりなんなりの学校問題、思春期の子供達の問題に迫るわけだが、子供達とはずいぶん遠く離れたところまで来てしまったのだなというノスタルジーが心に優しく沈む。文学(小説)
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大学での「言語表現法」講義を書籍化。テクニカルな実践はまったくないので、タイトル通りの効能は期待なしで。でも本質に迫ることを考えさせる良内容。学生の発表が、若さ故の勢いと照れとで光ってるのが好もしい。言語
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トレンドとその行方を探るエッセイ完結編。尾崎もドラクエもニューヨークも登場。演劇と映画で忙しい中、手抜きもありつつ、流行がものすごい速さで過去になってゆく現在の不安定な足場をきっちりと見据えるその様。文学(エッセイ)




