現代文学100字レビュー
ピックアップレビュー
-
「河内十人斬り」を題材に、隣人を惨殺して自害に至る男の生涯を描く。出口のない言葉が発酵して突き上げてくる羞恥の痛みに、ふるふる身を震わせながら奇声を上げるのは君だけじゃない。笑える細部含めて自信漲る。文学(小説)
-
「普通の人は、一生こういうワインは飲めない」なんて小説中に書けるのは龍くらいなもの。それでも希望を描きたいという著者の想いはちゃんと表れてるし、揺さぶられて海外に希望を見出せる人もいるかもしれないね。文学(小説)
-
「経済がよく分かる絵本」というと阿呆の書みたいだけれどそうなんだからしようがない。桃太郎や笠地蔵など昔話をアレンジしてポートフォリオなんかになっちゃってるが、損をしない生き方を学べればこれもまたよし。社会科学
-
ブッダとその子、孫の三代を追う物語。要らない枝葉はばっさり省略されてて、小説というより神話のような軽味。この枚数でこの年代記を語ろうとした、そのたくらみがどの辺にあるのか判然としないが、印象には残る。文学(小説)
-
マリ・クレールに連載された音楽評論。全面的なストーンズ賛歌だ。こういうものはリアルタイムで読まねば意味のないものではある。ほか取り上げられているのはプリンス、マディ・ウォーターズ、ボブ・マーリィなど。芸術・美術




