現代文学100字レビュー
ピックアップレビュー
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藤沢っぽい握りこぶし全開な作品、精緻な文体で腰の据わった作品、実験的な崩れ方の作品、とバラけた短篇集ながら主人公たち全員が倦んでいる。溜息が重くてやりきれない。日雇い労働者が掛け算をやったところでさ。文学(小説)
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初のエッセイ集。舞台周辺とも言えないような四方八方の視線放浪ぶりで、温泉に一章を割きつつもほとんど温泉のことを言ってなかったりしながら、温泉へと逃亡する。第17回公演までの「ごあいさつ」も収録している。文学(エッセイ)
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長期シリーズとなる『週刊文春』連載エッセイ「新宿赤マント」の第一集成。毎週毎週飽きもせずこんなバカ文を書けるのはやはり才能だろうな。ひるめしのもんだい、何を食うべきかってのは確かに問題なんだけれども。文学(エッセイ)
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沖縄そばやイラブー、「アイスクリン」とか沖縄の食の魅力を存分に。「食べる」より「獲る」「作る」「育てる」に比重がある分、口にしたときの期待感を高める文章になってる。沖縄行って味わってみなきゃって焦る。社会科学
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コンビニを舞台にした青春小説。鑑賞サボテンとか時代のムードを漂わせる小道具をうまく配置しているあたり、著者らしい小憎らしさ。この気だるい若さは、僕らのいた世界。ノスタルジックに読むことが可能な近過去。文学(小説)




