現代文学100字レビュー
ピックアップレビュー
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「春夏」に続く完結編(?)。旅先で出会う不思議な話をショートショートにしてるのは同じだけど、こちらのほうは若干リアリズムに寄ってるよう。おかげでセンチメンタルな郷愁もあったりして。しかしそれは彼の味か?文学(小説)
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次期首相を窺う大物政治家を父にもち、秘書として政界に絡まる男の物語。流されるままの主人公は感情移入を拒んでるし、サブストーリーである「愛と事件」もやや消化不良。「永田町」が好きな人は読んでみてもいい。文学(小説)
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「業界人」の非常識に卒倒するフィクション第二弾。ブコウスキーの足跡をマーチダが訪ねるテレビ撮影の乱暴さを断罪。前作はキュートな自虐もあったのだが、今回は彼も痛々しいまでの迫真で笑えない。恐ろしいです。文学(小説)
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聖書学者との対談集だが、聖書というか「ユダヤ」のことがよく分かるテクスト。つまりは現在の中東問題を理解するための論考と読んでもいいと思う。著者モノとして入ったら挫折するくらいの専門性で歴史と今を把握。哲学
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『応答願イマス』までの詩集三冊分全編と、未発表詩、エッセイ等も収録。詩人辻仁成がまるごと分かるって寸法だ。とにかく言葉を吐き出したくって小説だけじゃ足りないんだろう。やっぱり「リバティガンズ」が最強。文学(詩歌)




