現代文学100字レビュー

ピックアップレビュー

  • 『イママン』表紙
    「本谷有希子のオールナイトニッポン」内のマンガ家インタビュー企画を本にしたもの。インタビューとしては全然掘り下げが足りなくて折角のメンツが勿体無いのだけど、著者のヘンなテンションでの暴走ぶりが楽しい。
    芸術・美術
  • 『機嫌のいい犬』表紙
    初の句集。デビュー当時から俳句をやってたのは知らなかった。小説に比べたら物足りなさは否めないけど、著者らしい言葉使いがちゃんとあって楽しめる。技術広がる感じも。何より楽しそうで、俳句を作りたくもなる。
    文学(詩歌)
  • 『いつも旅のなか』表紙
    アジアを中心に、ロシア、イタリアなど世界を巡る紀行文。計画なしに気になったトコ行って思いつくことをする旅。リゾートを楽しめない体質というか人と交われないとだめということね。それがその土地を理解する道。
    文学(日記・紀行)
  • 『からっぽ男の休暇』表紙
    南の島で休暇をとる僕のもとへ不気味に忍び寄る童話。一寸法師やピノキオ、親指姫などがゆっくりと南風に溶け合って、混乱とリラクゼーションを同時にもたらす。間違ってるよぅと焦れるうちに引きこまれる連作短編。
    文学(小説)
  • 『枯木灘』表紙
    『岬』の続編にあたる長編。その評価を絶対的なものにした傑作。父・龍造はここで巨人のように立ち現れる。血の呪縛、土地の呪縛はより強く秋幸を苦しめる。ここで言うのもなんだけど情景描写の的確さには迫力ある。
    文学(小説)

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