現代文学100字レビュー

ピックアップレビュー

  • 『いち、にの、さーん。』表紙
    幼児向け絵本。飛行機になって子供をびゅーんって振り回したり、カエルになってジャンプ!とかパパママと一緒に体を動かして遊ばせる造りになってる。やってやってとせがまれるものと思います、ウチはまだですけど。
    絵本
  • 『すべての男は消耗品である。 Vol.10 大不況とパンデミック』表紙
    シリーズエッセイ10冊目。2007~09分で世界同時不況という急激な変化を含んでる。経済問題を考えてきた著者だけど、いったい何が起こってるんだと戸惑ったりするのも生っぽくてよい。あとメディア論と医療崩壊とか。
    文学(エッセイ)
  • 『くっすん大黒』表紙
    パンクロッカー町田町蔵の作家デビュー作。ダメな人間のダメな生活を楽しげに描く。置物の大黒みたいに役立たずで、だからこそ生きていけるんだ。へろへろした文体なのに高速移動している。この浮遊感がたまらない。
    文学(小説)
  • 『太陽待ち』表紙
    映画監督の長い愛、ヒロシマの暑い夏。ルーズマイメモリーという優しい呪文とともにあの時代の「戦争」へと遡行する長編。いろいろな記憶が重なり響きあう構成で、多様な後悔の澱で世界を「汚す」ドラマが光る大作。
    文学(小説)
  • 『みんな元気。』表紙
    愛とは何か?を探求し続ける舞城がひとつの形として示した「家族愛」。ぐいーんって空飛んだり猫がトトロになったり学校襲われたりするわけだが、それで立ち現れてくる愛が胸に迫るね。迎合しない態度は相変わらず。
    文学(小説)

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