阿部和重『プラスティック・ソウル』レビュー
書誌情報
プラスティック・ソウル
2006/03
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:プラスティック・ソウル / 『プラスティック・ソウル』リサイクル
レビュー
話者も視点もぐちゃぐちゃに折り重なったドラッギーな作。分裂する自己って初期の方法論をもてあました結果、シンプルな混沌になってる。端的にいってやはり失敗作では…。「解説」が読み方をリードしすぎで鼻白む。
読了:2006/06/04