目取真俊

現代文学100字レビュー

目取真俊プロフィール&ガイド

目取真俊(めどるましゅん)―1960年、沖縄県今帰仁村出身。小説家。

1997年『水滴』で第117回芥川賞、2000年『魂込め』で第26回川端康成文学賞および第4回木山捷平文学賞受賞。

「沖縄作家」の責任を負ってるかのように、沖縄の風物、あるいは沖縄戦に題材を選ぶ作品が多いです。リゾート旅行に持っていくべき作品では決してないのだけれど、沖縄好きな方は手にとってみてもいいでしょう。最初に手を出すならやはり芥川賞受賞作である『水滴』から。

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レビュー一覧

目取真俊『眼の奥の森

『眼の奥の森』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
2009/05 影書房
種類
文学(小説)
目次
眼の奥の森
所要
2時間30分

戦時中の沖縄で起こる、少女暴行と銛をもった少年の反撃。その事件を、いろいろな視点、あるいは複数の時代から照射する小説だが、記憶し反復する怒りがじんわりと刺してくる。銛の先で記念品を作るのがリアリティ。

目取真俊『沖縄「戦後」ゼロ年

『沖縄「戦後」ゼロ年』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
2005/07 日本放送出版協会 生活人新書
種類
社会科学
目次
第一部 沖縄戦と基地問題を考える / 第二部 <癒しの島>幻想とナショナリズム 戦争・占領・基地・文化
所要
2時間40分

戦争と占領が続く沖縄はまだ戦後ではない。60年に渡る沖縄戦を考える論考。2005年時点での「普天間基地」の様相だとか、「沖縄ブーム」のなかにある沖縄差別だとか、沖縄作家らしい立ち位置で問題の在処を照射する。

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作品名 かな 発行日 種類 評価
作品名 かな 発行日 種類 評価
眼の奥の森 めのおくのもり 2009/05 文学(小説) ★★★☆☆
沖縄「戦後」ゼロ年 おきなわせんごぜろねん 2005/07 社会科学 ★★★☆☆
虹の鳥 にじのとり 2006/07 文学(小説) ★★★☆☆
風音 ふうおん 2004/06 文学(小説) ★★★☆☆
群蝶の木 ぐんちょうのき 2001/03 文学(小説) ★★★★★
魂込め まぶいぐみ 1999/08 文学(小説) ★★★★★
水滴 すいてき 1997/09 文学(小説) ★★★★☆

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