吉村萬壱

吉村萬壱プロフィール&ガイド

吉村萬壱(よしむらまんいち)―1961年生まれ(63歳)。愛媛県松山市出身。小説家。

1997年、「国営巨大浴場の午後」より作家活動。

2001年『クチュクチュバーン』で第92回文學界新人賞、2003年『ハリガネムシ』で第129回芥川賞、2015年『臣女』で第22回島清恋愛文学賞受賞。

正直どの作品もグロすぎてキツイのですが。

関連作家・似てるかも作家:若松英輔 川上弘美 絲山秋子 吉田修一 角田光代 村山由佳 小川洋子 熊谷達也 桜庭一樹 長嶋有

吉村萬壱レビュー一覧(3冊)

  1. 『バースト・ゾーン』表紙
    「戦時下」で理性を取り払った先の、無意味なエログロ、スプラッタ、生理的に嫌なところ突きまくるSF。人間性、あるいは人が人であるために大切なものに対しては徹底的に愛のない描写で爆裂。陰惨で読むのツライよ。
    文学(小説)
  2. 『ハリガネムシ』表紙
    高校教師とソープ嬢の人格毀損プロセス。責任回避型の人物ばかりを配して、皆が相手の痛みにも、自分の感情にも無頓着でやりきれない。変な部分を擦られたような不愉快さでいっぱいになる。それが目的の作品だから。
    文学(小説)

吉村萬壱の新刊・近刊

  • 吉村萬壱『みんなのお墓』表紙
    吉村萬壱
    2024-03-27
    徳間書店
    「墓参り」のカタチは、十人十色。
  • 吉村萬壱『CF』表紙
    吉村萬壱
    2022-06-29
    徳間書店
    罪を犯しても責任を取る必要がない“無化”を行ってくれる超巨大企業・Central Factory。加害者のみならず被害者の苦しみを取り除いて...
  • 南木佳士/吉村萬壱/増田みず子/ほか『季刊 アンソロジスト 2022年 春 創刊号』表紙
    南木佳士/吉村萬壱/増田みず子/ほか
    2022-04-28
    田畑書店 ポケットアンソロジー
    文化を編み換えるカルティベイト・マガジン『季刊 アンソロジスト』、2022年4月28日創刊! 『季刊 アンソロジスト』では選者によりテーマ...