松浦寿輝

現代文学100字レビュー

松浦寿輝プロフィール&ガイド

松浦寿輝(まつうらひさき)―1954年、東京都出身。小説家。

1996年『折口信夫論』で第9回三島由紀夫賞、2000年『知の庭園』で第50回芸術選奨、2000年『花腐し』で第123回芥川賞、2005年『あやめ 鰈 ひかがみ』で第9回木山捷平文学賞、同年『半島』で第56回読売文学賞/小説賞、2009年『吃水都市』で第17回萩原朔太郎賞受賞。

幻想的な、夢うつつの合間を漂うような作風が魅力。

マイベストはこれ!

レビュー一覧

松浦寿輝『松浦寿輝詩集

『松浦寿輝詩集』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
1992/04 思潮社 現代詩文庫
種類
文学(詩歌)
目次
詩集<ウサギのダンス>全篇 / 詩集<冬の本>全篇 / <韻文作品> (ほか)
所要
2時間20分

入手困難な初期詩集二冊全篇、短歌に評論なども収録。言葉が求める言葉をただ追いかけるような作風で、時々路地裏に迷う。肉体から遠い所で鳴る官能が、夕空の星のように光るけれども、それすら進路ではない呆然感。

松浦寿輝『不可能

『不可能』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
2011/06 講談社
種類
文学(小説)
目次
一、地下 / 二、川 / 三、鏡よ鏡 (ほか)
所要
3時間

主人公が「生き残った三島由紀夫」、あるいはすでに死んでいる男の連作小説。IFでも作家論でもなく、甘い死臭漂うナルシシズムだけを嗅いだ。終盤、突然動いてミステリ風になるのが良くも悪くも全体の色を変えてる。

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作品名 かな 発行日 種類 評価
作品名 かな 発行日 種類 評価
松浦寿輝詩集 まつうらひさきししゅう 1992/04 文学(詩歌) ★★★☆☆
不可能 ふかのう 2011/06 文学(小説) ★★★☆☆
晴れのち曇りときどき読書 はれのちくもりときどきどくしょ 2006/05 総記 ★★☆☆☆
散歩のあいまにこんなことを考えていた さんぽのあいまにこんなことをかんがえていた 2006/04 文学(エッセイ) ★★★☆☆
吃水都市 きっすいとし 2008/12 文学(詩歌) ★★★★☆
そこでゆっくりと死んでいきたい気持をそそる場所 そこでゆっくりとしんでいきたいきもちをそそるばしょ 2004/11 文学(小説) ★★★★★
川の光 かわのひかり 2007/07 文学(小説) ★★★☆☆
かすか 1999/07 文学(小説) ★★★☆☆
あやめ 鰈 ひかがみ あやめかれいひかがみ 2004/03 文学(小説) ★★★★★
ともえ 2001/05 文学(小説) ★★★☆☆
もののたはむれ もののたはむれ 1996/11 文学(小説) ★★★★☆
半島 はんとう 2004/07 文学(小説) ★★★★★
花腐し はなくたし 2000/07 文学(小説) ★★★★☆

これから出る本、最近出た本

松浦寿輝『明治の表象空間』
2014年05月30日 新潮社 5400円
筒井康隆/町田康/松浦寿輝ほか『名探偵登場!』
2014年04月23日 講談社 1944円
松浦寿輝『川の光2 タミーを救え!』
2014年02月24日 中央公論新社 1995円

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