小野正嗣

現代文学100字レビュー

小野正嗣プロフィール&ガイド

小野正嗣(おのまさつぐ)―1970年、大分県蒲江町出身。小説家。

2001年『水に埋もれる墓』でデビュー。2002年『にぎやかな湾に背負われた船』で第15回三島由紀夫賞、2015年「九年前の祈り」で第152回芥川賞受賞。

つながり作家

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レビュー一覧

小野正嗣『森のはずれで

『森のはずれで』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
2006/06 文藝春秋
種類
文学(小説)
目次
片乳 / 古い皮の袋 / 眠る瘤 (ほか)
所要
2時間

父と息子の連作短編。異形の棲む森で、出産のために実家へ帰った妻を待つ二人。胎児の長い夢(この世に産まれ出る恐怖か)に取り込まれたような薄暗くマジカルな森の風景。何が起こってるのかよく分からないけど恐い。

小野正嗣『線路と川と母のまじわるところ

『線路と川と母のまじわるところ』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
2009/07 朝日新聞出版
種類
文学(小説)
目次
旅する部族 / 皮膚に残されたもの / 線路と川と母のまじわるところ
所要
2時間10分

ヨーロッパを舞台にしたことで世界は横に広がった。移民、難民の「居場所のなさ」を描きながら心理に寄り添ったりしない。それが意図の分かりにくさ、読みにくさに繋がってる。目を引く修辞表現は多いがバランスが。

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作品名 かな 発行日 種類 評価
作品名 かな 発行日 種類 評価
森のはずれで もりのはずれで 2006/06 文学(小説) ★★★☆☆
線路と川と母のまじわるところ せんろとかわとははのまじわるところ 2009/07 文学(小説) ★★★☆☆
マイクロバス まいくろばす 2008/07 文学(小説) ★★★☆☆
にぎやかな湾に背負われた船 にぎやかなわんにせおわれたふね 2002/06 文学(小説) ★★★★☆
水に埋もれる墓 みずにうもれるはか 2001/09 文学(小説) ★★★☆☆

これから出る本、最近出た本

小野正嗣『残された者たち』
2015年05月20日 集英社文庫 475円
小野正嗣『九年前の祈り』
2014年12月16日 講談社 1728円
小野正嗣『獅子渡り鼻』
2013年01月19日 講談社 1470円

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