諏訪哲史
諏訪哲史プロフィール&ガイド
諏訪哲史レビュー一覧(2冊)
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『アサッテの人』と明確に対になってて、「小説」を考えるための小説。枠組みの外側に突き抜けたい、という意図が強すぎて、終盤メタのメタ。白血病なんて定形も憎らしく、書く書かれる、聞く聞かれるの関係に刮目。文学(小説)
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メタ的な構造も、「ポンパ」で定型を破ろうとしてまた凡庸に陥ってる登場人物も、真新しい小説表現ではない。ただ口に出してみると響きの楽しい言葉、というなら「あああるよね」というくらいの追想が落しどころか。文学(小説)
諏訪哲史の新刊・近刊
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2024-12-06河出書房新社 河出文庫【目次】 1 不治の言語病患者 「チャンドス卿の手紙」 ホフマンスタール 2 倦厭の闇、一瞬の光源 『檸檬』 梶井基次郎 3 世界を造形する...
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