尾崎豊

尾崎豊プロフィール&ガイド

尾崎豊(おざきゆたか)―1965年生まれ。1992年死去。東京都世田谷区出身。ミュージシャン。

高校時代の1983年、アルバム『十七歳の地図』でデビュー、「若者の代弁者」として祭り上げられていった悲劇のロケンローラー。

実は小説作品もあり本読みも満足させるクオリティがあります。彼の音楽にどっぷりはまってたクチなので点数は甘いんだけど。作品数はそれほど多くないですが、初めて読むなら写真詩集『白紙の散乱』なんかがいいかもしれない。もちろん歌い手としての彼を嫌いな人にむりやり「読んでみて!」って言うつもりはありません。

関連作家・似てるかも作家:須藤晃 見崎鉄 尾崎裕哉 小田和正 椎名林檎 吉井和哉 布袋寅泰 浜田省吾 玉置浩二 渡辺美里

尾崎豊おすすめ本ベスト

  1. 『誰かのクラクション』表紙
    彼が20歳になる直前に提示されたショートクリップ集。10代の戦況報告としてリアルな言葉や視界は共感できなお新鮮。タレント本的造りだが馬鹿にしちゃいけない。焦燥する若さがもぎ取ってくる言語感覚はやはり卓抜。
    文学(小説)

尾崎豊レビュー一覧(7冊)

  1. 『再会』表紙
    ロッキンオンで掲載されたインタビューを、死後10年にあたって初集成。各アルバム発売時期をピンポイントに。インタビュアー渋谷陽一的に掘り下げた話をするわけだが、この屈託のなさを引き出してるのはいい仕事だ。
    芸術・美術
  2. 『幻の少年』表紙
    噂の遺稿なのだがここにあるのは「書かれていない小説」の断片。完成していれば相当長い話になるはずで、まさに「自伝的小説」となるものだった。僕らにできるのは匂いを嗅ぐことだけだ。裏切りと不信、愛と祈りの。
    文学(小説)

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