今村夏子

現代文学100字レビュー

今村夏子プロフィール&ガイド

今村夏子(いまむらなつこ)―1980年、広島県広島市出身。小説家。

2010年「あたらしい娘」(『こちらあみ子』と改題)で第26回太宰治賞、2011年『こちらあみ子』で第24回三島由紀夫賞受賞。

マイベストはこれ!

レビュー一覧

今村夏子『こちらあみ子

『こちらあみ子』の表紙画像
評価
★★★★☆
発行
2011/01 筑摩書房
種類
文学(小説)
目次
こちらあみ子 / ピクニック
所要
1時間40分

「無垢な愚者」としてのあみ子の言動が周囲を傷つけ、家族を崩壊させる。優しさも悪意も紗の向こうに霞む、鈍感で平和な視界。無造作のようで隅々まで企みの届いた文体がいい味だ。「墓」でやられた、胸が痛すぎる。

このページへのコメント