青来有一

現代文学100字レビュー

青来有一プロフィール&ガイド

青来有一(せいらいゆういち)―1958年、長崎県長崎市出身。小説家。

長崎市役所勤務。1995年「ジェロニモの十字架」(『聖水』に所収)で第80回文学界新人賞、2001年「聖水」で第124回芥川賞、2007年『爆心』で第18回伊藤整文学賞、第43回谷崎潤一郎賞受賞。

原爆の地、長崎で、やはりその呪縛から逃れられない作家。

つながり作家

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レビュー一覧

青来有一『てれんぱれん

『てれんぱれん』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
2007/11 文藝春秋
種類
文学(小説)
目次
てれんぱれん
所要
1時間50分

ニラ焼き屋の看板娘の半生を描きながら、「原爆後」の哀しみをたたえた静けさがよい。父から娘へ受け継がれた不思議な能力、「てれんぱれんさん」が視えてしまう不必要な能力がその物語を複雑にしてるけど、分離感?

青来有一『爆心

『爆心』の表紙画像
評価
★★★★★
発行
2006/11 文藝春秋
種類
文学(小説)
目次
釘 / 石 / 虫 (ほか)
所要
2時間50分

長崎という地が深層に抱く原爆の記憶を、きりしたん信仰的な原罪とで合わせ織った連作短編。「戦争を忘れるな」といった直接的なテーマではなく、歴史の上に立つ日常を抑制の効いた文体で取り出してて、ぐっとくる。

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作品名 かな 発行日 種類 評価
作品名 かな 発行日 種類 評価
てれんぱれん てれんぱれん 2007/11 文学(小説) ★★★☆☆
爆心 ばくしん 2006/11 文学(小説) ★★★★★
眼球の毛 がんきゅうのけ 2003/12 文学(小説) ★☆☆☆☆
月夜見の島 つくよみのしま 2002/10 文学(小説) ★★★☆☆
聖水 せいすい 2001/02 文学(小説) ★★★★☆

これから出る本、最近出た本

青来有一『人間のしわざ』
2015年04月03日 集英社 1620円
青来有一『夢の栓』
2012年07月28日 幻戯書房 2940円
青来有一/大江健三郎/田口ランディほか『ヒロシマ・ナガサキ (コレクション 戦争と文学)』
2011年06月03日 集英社 3570円

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