ティム・オブライエン

現代文学100字レビュー

ティム・オブライエンプロフィール&ガイド

ティム・オブライエン(Tim O'BRIEN)―1946年、アメリカ合衆国ミネソタ出身。小説家。

ベトナム戦争に従軍する。帰国後ハーヴァード大学大学院に学び、作家へ。

ヴェトナムでの戦場体験をベースにした作品ばかり。最初に読むなら『本当の戦争の話をしよう』が短編集で読みやすいです。戦争とひとつ言ってもいろんな想いの断片があるものだなと思います。そんなに古いわけでもないのにほとんどが品切れ・絶版になっているのはどういうわけでしょう。

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レビュー一覧

ティム・オブライエン/坂口緑『失踪

『失踪』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
1997/03 学習研究社
種類
文学(小説)
目次
1 ふたりの不幸について / 2 証拠 / 3 喪失の本質 (ほか)
所要
3時間50分

湖の先に行方不明になる妻。捜索と証言とを重ねているうちにあらゆる仮説も霧の彼方に霞んでゆく。とミステリ風を装いながら、ベトナム戦争での大虐殺「ソンミ事件」がひとつのモチーフになっていて、死臭たっぷり。

ティム・オブライエン/中野圭二『僕が戦場で死んだら

『僕が戦場で死んだら』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
1990/06 白水社 新しいアメリカの小説
種類
文学(小説)
目次
日中 / 祖国のために / 発端 (ほか)
所要
4時間40分

ヴェトナム。地雷にマシンガンの中でただ事実の壁を見上げるデビュー作。まだ物語に昇華できない正義感と懐疑が生のままの形で提示されている。戦争を望んでる奴はここには誰もいないのに、それでも歩兵は行軍する。

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作品名 かな 発行日 種類 評価
作品名 かな 発行日 種類 評価
失踪 しっそう 1997/03 文学(小説) ★★★☆☆
僕が戦場で死んだら ぼくがせんじょうでしんだら 1990/06 文学(小説) ★★★☆☆
世界のすべての七月 せかいのすべてのしちがつ 2004/03 文学(小説) ★★★☆☆
カチアートを追跡して かちあーとをついせきして 1992/03 文学(小説) ★★★★☆
本当の戦争の話をしよう ほんとうのせんそうのはなしをしよう 1990/10 文学(小説) ★★★★☆
ニュークリア・エイジ にゅーくりあえいじ 1989/10 文学(小説) ★★★★★

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