デビット・ゾペティ

現代文学100字レビュー

デビット・ゾペティプロフィール&ガイド

デビット・ゾペティ(David ZOPPETTI)―1962年、スイス出身。小説家。

日本に住み、テレビの記者・ディレクターを勤めた。1997年『いちげんさん』で第20回すばる文学賞受賞。

作品は日本語で書かれているので、日本文学とみなします。

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レビュー一覧

デビット・ゾペティ『アレグリア

『アレグリア』の表紙画像
評価
★★☆☆☆
発行
2000/06 集英社
種類
文学(小説)
目次
アレグリア
所要
2時間20分

カナダでバレエを磨く日本人少女と、日本で暮らすアメリカ人画家との交流を通じて、異文化のなかでの居場所と「帰るべき場所」を探す物語。バレエからフラメンコへ心が移ってゆくあたり、なかなかぐっとくるシーン。

デビット・ゾペティ『いちげんさん

『いちげんさん』の表紙画像
評価
★★★★☆
発行
1997/01 集英社
種類
文学(小説)
目次
いちげんさん

盲目の少女に小説を朗読して聞かせる留学生の愛と失意。排他的な街で苛立ちを少しずつ貯蓄してゆく「外人」の心の震えが丁寧に描かれる。視線という小道具も上手い。賛否両論かもしれないが彼の比喩の癖は結構好き。

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