花村萬月

現代文学100字レビュー

花村萬月プロフィール&ガイド

花村萬月(はなむらまんげつ)―1955年、東京都出身。小説家。

1989年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞、1998年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、同年『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞受賞。

暴力とセックスと愛。テーマはテーマでしっかりしてるんだけれども、下手打つとただグロかったりエロかったりするだけに終始してしまう。それはそれでエンタテイメント的にはオーケーなんでしょうけどね。一番深みを感じる『ブルース』がおすすめです。あと「王国記」シリーズという流れがあり、後付けでシリーズにしてしまったために通しナンバーがハードカバーと文庫とでずれてます。おかしい。

つながり作家

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レビュー一覧

花村萬月『午後の磔刑―王国記 5

『午後の磔刑』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
2005/01 文藝春秋
種類
文学(小説)
目次
め-くるめ・く【目眩く】 / 午後の磔刑
所要
2時間

五歳とは思えない言動、というか人物描写がなってないとも映るが、太郎は「神」へ向かう。教子と朦は主人公から降りようとしてる。シリーズの流れの中では伏線を張るために「修道院的」な思想に戻ってきた感がある。

花村萬月『吉祥寺幸荘物語

『吉祥寺幸荘物語』の表紙画像
評価
★★☆☆☆
発行
2000/12 角川書店
種類
文学(小説)
目次
吉祥寺幸荘物語
所要
2時間50分

アパートの住人と一緒にソープ行ったりするような平和な物語。女体っていいなぁって素朴な物語。なんだよそれ。でも作家の卵、カメラマンの卵、芽を出したいってうごめきは童貞時代の焦燥と似てるのかもしれないね。

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作品名 かな 発行日 種類 評価
作品名 かな 発行日 種類 評価
午後の磔刑 ごごのたっけい 2005/01 文学(小説) ★★★☆☆
吉祥寺幸荘物語 きちじょうじさいわいそうものがたり 2000/12 文学(小説) ★★☆☆☆
青い翅の夜 あおいはねのよる 2004/01 文学(小説) ★☆☆☆☆
虹列車・雛列車 にじれっしゃひなれっしゃ 2003/06 文学(小説) ★★☆☆☆
雲の影 くものかげ 2003/03 文学(小説) ★☆☆☆☆
二進法の犬 にしんほうのいぬ 1998/11 文学(小説) ★☆☆☆☆
自由に至る旅 じゆうにいたるたび 2001/06 文学(日記・紀行) ★★★☆☆
風転 ふうてん 2000/06 文学(小説) ★☆☆☆☆
屠られし者、その血によりて ほふられしものそのちによりて 1991/02 文学(小説) ★☆☆☆☆
守宮薄緑 やもりうすみどり 1999/03 文学(小説) ★★★☆☆
触角記 しょっかくき 1995/09 文学(小説) ★☆☆☆☆
汀にて みぎわにて 2001/02 文学(小説) ★★★☆☆
月の光 つきのひかり 1993/04 文学(小説) ★☆☆☆☆
ジャンゴ じゃんご 1995/06 文学(小説) ★★★☆☆
紅色の夢 べにいろのゆめ 1993/12 文学(小説) ★★☆☆☆
わたしの鎖骨 わたしのさこつ 1994/03 文学(小説) ★★☆☆☆
皆月 みなづき 1997/02 文学(小説) ★★★★☆
王国記 おうこくき 1999/12 文学(小説) ★★★☆☆
ぢん・ぢん・ぢん ぢんぢんぢん 1998/07 文学(小説) ★★★★★
風に舞う かぜにまう 1994/06 文学(小説) ★★★☆☆
ゲルマニウムの夜 げるまにうむのよる 1998/09 文学(小説) ★★★☆☆
うつ 1997/07 文学(小説) ★☆☆☆☆
真夜中の犬 まよなかのいぬ 1993/02 文学(小説) ★★★★☆
聖殺人者イグナシオ せいさつじんしゃいぐなしお 1992/01 文学(小説) ★★★★☆
永遠の島 とわのしま 1993/09 文学(小説) ★★☆☆☆
セラフィムの夜 せらふぃむのよる 1994/09 文学(小説) ★★☆☆☆
ヘビィ・ゲージ へびぃげーじ 1993/04 文学(小説) ★★★★☆
渋谷ルシファー しぶやるしふぁー 1991/06 文学(小説) ★★★★☆
重金属青年団 じゅうきんぞくせいねんだん 1990/11 文学(小説) ★★★★★
ゴッド・ブレイス物語 ごっどぶれいすものがたり 1990/02 文学(小説) ★★★★☆
ブルース ぶるーす 1992/08 文学(小説) ★★★★★

これから出る本、最近出た本

花村萬月『舎人の部屋』
2014年11月19日 双葉社 1728円
花村萬月『アイドルワイルド!』
2014年10月10日 祥伝社文庫 745円
花村萬月『弾正星』
2014年07月25日 小学館 1836円

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このページへのコメント

花村萬月の公式ツイート

花村萬月 @bubiwohanamura

小説家です。

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花村萬月 @bubiwohanamura

@shojiyukiya 印税を寄付するのはすばらしいことだが、誰にも知られぬように黙って寄付したらどうか。たくさん売って、たくさん寄付したいというならば、全額、寄付せよ。というわけで、さようなら。

2016-04-17 17:33

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花村萬月 @bubiwohanamura

@syenzaramasuma1 @dacchi0709  250冊! 一店舗で! と、ビックリマーク付きで感動しつつ、感謝しています。

2016-03-03 21:54

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花村萬月 @bubiwohanamura

@Gus_H_Minami それがね、なぜかね、いま現在、借金だらけ……。あの金、どこに消えたんだろう。トホホ(死語)。

2016-03-01 23:24

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花村萬月 @bubiwohanamura

昨日からの続きで、自作を数えてみた。数え間違いがあるかもしれないが、文庫海外出版諸々含めて227冊だった。けっこう仕事をしているなあ──と他人事のように感心。

2016-02-27 00:38

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花村萬月 @bubiwohanamura

やはり速読はアレだということで、読むのが遅い俺はしてやったりの気分。sciencenews.co.jp/2016/01/30/pos…

2016-02-24 17:55

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花村萬月 @bubiwohanamura

大きな骨ならば抜きやすいが、小骨は、なかなか──。

2016-01-29 19:23

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花村萬月 @bubiwohanamura

免許。免じて許す。この偉そうな免許という言葉は、どういう発想でつくられたのだろう。こんなものは、とっとと返納してしまいたいが、さしあたり、そうも行かない……。とはいえ、今年のなかばくらいから、まったく運転をしていない。理由、自動車の運転はおもしろくないから。

2015-12-31 11:19

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花村萬月 @bubiwohanamura

免許更新のハガキが届いた。数多ある鬱陶しいことのなかでも、ほぼ頂点に位置するものである。それをわざわざハガキで通知してくるのだから、嫌がらせにも程がある。

2015-12-31 11:18

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花村萬月 @bubiwohanamura

もう、仕事納めなのかな? 世の中のカレンダーはよくわからんが、内ばかりか外も静かだ……。
 このあたりは往来の気配が途絶えると、まだそこかしこに中世の闇が身を潜めている気配がある。京都に住んでいると、時折、このしん──とした雰囲気が肌を覆う瞬間がある。

2015-12-31 11:18

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