帚木蓬生

帚木蓬生プロフィール&ガイド

帚木蓬生(ははきぎほうせい)―1947年生まれ(77歳)。福岡県小郡市出身。小説家、精神科医。

TBSを退職後、九州大学医学部を経て精神科医に転身。開業医として活動しながら、執筆活動をしている。

1993年『三たびの海峡』で第14回吉川英治文学新人賞、1995年『閉鎖病棟』で第8回山本周五郎賞、1997年『逃亡』で第10回柴田錬三郎賞、2010年『水神』で第29回新田次郎文学賞、2018年『守教』で第52回吉川英治文学賞受賞。

関連作家・似てるかも作家:知念実希人 柚月裕子 久坂部羊 高橋克彦 川越宗一

帚木蓬生レビュー一覧(1冊)

  1. 『閉鎖病棟』表紙
    様々な出自をもった者たちが暮らす精神病院の風景を描く長編。視点は患者にあるがこれは医師の眼だね。凄惨な「事件」を起こしながらずっと淡々と進む筆に焦らされるという種類の歓び。法廷での証言はやはり感動的。
    文学(小説)

帚木蓬生の新刊・近刊

  • 帚木蓬生『香子(五)』表紙
    帚木蓬生
    2024-04-25
    PHP研究所
  • 帚木蓬生『香子(四)』表紙
    帚木蓬生
    2024-03-27
    PHP研究所
    彰子の子が東宮となり、道長は権勢を強めていく。一方、『源氏物語』の舞台は宇治へ移り…。作者の視点から名作を読み解く!
  • 帚木蓬生『香子(三) : 紫式部物語』表紙
    帚木蓬生
    2024-02-29
    PHP研究所
    宮仕えに物憂さを抱きつつ魂を削り執筆をー。道長一家が勢力を増すなか、物語では光源氏が栄華を極め…。