平野啓一郎

現代文学100字レビュー

平野啓一郎プロフィール&ガイド

平野啓一郎(ひらのけいいちろう)―1975年、愛知県出身。小説家。

1999年『日蝕』で第120回芥川賞、2009年『決壊』で芸術選奨新人賞、同年『ドーン』で第19回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。

芥川賞を最年少受賞(当時)、難読文体と話題になった『日蝕』、やっぱりすごいです。あえて昔風の書き方するのが楽しかったのでやってみました~って感じにも見えるんだけど、それでちゃんと物語のトーン作りに成功してますしね。ピアスくらいで何をそう騒いでいたのか今となっては不可思議ですが、世間が落ち着くのを待つようにぜんぜん作品出ない時期を置きながら、立派な現代作家になっています。

つながり作家

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レビュー一覧

平野啓一郎『かたちだけの愛

『かたちだけの愛』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
2010/12 中央公論新社
種類
文学(小説)
目次
1 雨の中の出会い / 2 ”美脚の女王” / 3 ミューミの理解者 (ほか)
所要
5時間50分

事故で脚を失った女優と、義足をデザインする男との恋愛ストーリー。「魅せる義足」にパリコレとかハイファッションな香りがあって、でもまぁオーソドックスな恋愛小説だな。惹かれあう過程が短く跳んでる気もする。

平野啓一郎『ディアローグ

『ディアローグ』の表紙画像
評価
★★★★☆
発行
2007/12 講談社
種類
文学(エッセイ)
目次
聖なるものを求めて 日野啓三 / 三島由紀夫不在の三十年 古井由吉・島田雅彦 / 信仰とエロティシズム 山折哲雄 (ほか)
所要
4時間10分

高橋源一郎、大江健三郎、瀬戸内寂聴など大御所に語り負けない若手エースの早熟さが垣間見える対談集。その文学に対峙する姿勢に「俺がやれなかったことをお前がやってくれ」というモードに皆なるくらいに頼もしい。

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作品名 かな 発行日 種類 評価
作品名 かな 発行日 種類 評価
かたちだけの愛 かたちだけのあい 2010/12 文学(小説) ★★★☆☆
ディアローグ でぃあろーぐ 2007/12 文学(エッセイ) ★★★★☆
小説の読み方 しょうせつのよみかた 2009/03 文学 ★★★☆☆
ドーン どーん 2009/07 文学(小説) ★★★★☆
決壊 けっかい 2008/06 文学(小説) ★★★★★
モノローグ ものろーぐ 2007/12 文学(エッセイ) ★★★★☆
本の読み方 ほんのよみかた 2006/08 総記 ★★★☆☆
あなたが、いなかった、あなた あなたがいなかったあなた 2007/01 文学(小説) ★★★★☆
ウェブ人間論 うぇぶにんげんろん 2006/12 総記 ★★★☆☆
顔のない裸体たち かおのないらたいたち 2006/03 文学(小説) ★★★☆☆
文明の憂鬱 ぶんめいのゆううつ 2002/01 文学(エッセイ) ★★★☆☆
葬送 そうそう 2002/08 文学(小説) ★★★★★
滴り落ちる時計たちの波紋 したたりおちるとけいたちのはもん 2004/06 文学(小説) ★★★★★
高瀬川 たかせがわ 2003/03 文学(小説) ★★★★☆
日蝕 にっしょく 1998/10 文学(小説) ★★★★★
一月物語 いちげつものがたり 1999/04 文学(小説) ★★★★☆

これから出る本、最近出た本

平野啓一郎『「生命力」の行方 変わりゆく世界と分人主義』
2014年09月23日 講談社 1944円
平野啓一郎『透明な迷宮』
2014年06月30日 新潮社 1620円
平野啓一郎『ショパンを嗜む』
2013年12月17日 音楽之友社 1575円

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