ポール・オースター

現代文学100字レビュー

ポール・オースタープロフィール&ガイド

ポール・オースター(Paul AUSTER)―1947年、アメリカ合衆国ニュージャージー出身。小説家。

詩作・翻訳を経て作家へ。映画監督作品もある。

世にその名を知らしめた「ニューヨーク三部作」(『シティ・オヴ・グラス』『幽霊たち』『鍵のかかった部屋』)からまずは読んでみましょう。三部作と言いながら物語がつながっているわけでもないのですが、彼の原点には違いないです。以降作風も徐々に変わってきています。ほとんどの作品を柴田元幸が訳していて、いい訳するもんだなぁと彼のことも好きになりました。

つながり作家

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レビュー一覧

ポール・オースター/柴田元幸『ブルックリン・フォリーズ

『ブルックリン・フォリーズ』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
2012/05 新潮社
種類
文学(小説)
目次
ブルックリン・フォリーズ
所要
3時間40分

人間の愚かさを描く群像劇。喜劇なカラーになっているのが珍しい。生きる力を取り戻してゆくネイサンのための、いろんなエピソード。あまりハッピーといえず醜悪なこともあるけど温かみのある視線が皆を包んでいる。

ポール・オースター/柴田元幸『オラクル・ナイト

『オラクル・ナイト』の表紙画像
評価
★★★★☆
発行
2010/09 新潮社
種類
文学(小説)
目次
オラクル・ナイト
所要
3時間

物語内物語が何層も入り乱れ、挿話の響き合いがまた別の挿話を呼ぶ。いつもどおりのオースターお得意だけども、地下室に閉じ込められた男の取り残され感が、後半さらに細粒化していく。なんだか箱が小さい気がした。

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作品名 かな 発行日 種類 評価
作品名 かな 発行日 種類 評価
ブルックリン・フォリーズ ぶるっくりんふぉりーず 2012/05 文学(小説) ★★★☆☆
オラクル・ナイト おらくるないと 2010/09 文学(小説) ★★★★☆
幻影の書 げんえいのしょ 2008/10 文学(小説) ★★★☆☆
ティンブクトゥ てぃんぶくとぅ 2006/09 文学(小説) ★★★☆☆
空腹の技法 くうふくのぎほう 2000/08 文学(エッセイ) ★★★☆☆
孤独の発明 こどくのはつめい 1991/04 文学(小説) ★★★☆☆
ミスター・ヴァーティゴ みすたーばーてぃご 2001/12 文学(小説) ★★★★☆
ルル・オン・ザ・ブリッジ るるおんざぶりっじ 1998/11 文学(戯曲) ★★★☆☆
偶然の音楽 ぐうぜんのおんがく 1998/12 文学(小説) ★★★★☆
ムーン・パレス むーんぱれす 1994/03 文学(小説) ★★★★★
リヴァイアサン りばいあさん 1999/12 文学(小説) ★★★☆☆
鍵のかかった部屋 かぎのかかったへや 1989/09 文学(小説) ★★★★★
シティ・オヴ・グラス してぃおぶぐらす 1989/04 文学(小説) ★★★★☆
幽霊たち ゆうれいたち 1989/07 文学(小説) ★★★★☆

これから出る本、最近出た本

ポール・オースター/J.M.クッツェー『ヒア・アンド・ナウ 往復書簡2008-2011』
2014年09月27日 岩波書店 3024円
ポール・オースター『闇の中の男』
2014年05月30日 新潮社 2052円
ポール・オースター『写字室の旅』
2014年01月31日 新潮社 1890円

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