枡野浩一

枡野浩一プロフィール&ガイド

枡野浩一(ますのこういち)―1968年生まれ(55歳)。東京都杉並区出身。歌人。

広告代理店勤務を経てライター、歌人に。

いろんな仕事をしてるけどやはり短歌の人で、326が好きな人はもちろん、相田みつをが好きな人もはまるかも。ってヘタ打つとそんな危険な香り(サブカル風味のお説教臭)がしますが、ときどきぐっとくるものはあります。子供のころに出会ったことがあるはずなんだけど詠み人知らず、でもなんだか懐かしい。という感じの歌です。題材は新しくてもこの懐かしさってのはどこからくるんでしょうか。

関連作家・似てるかも作家:穂村弘 俵万智 木下龍也 萩原慎一郎 東直子 笹井宏之 永田和宏 小島信夫 栗原裕一郎

枡野浩一おすすめ本ベスト

  1. 『てのりくじら』表紙
    イラストは愛らしいんだけれど「ビジュアル短歌集」って何? 歌のほうはきちんと音数を踏むという意識が明確で、現代的なテーマを扱いながらも正統的に見える。真面目な人なんだろうな。やっぱ「普遍性ある」しね。
    文学(詩歌)

枡野浩一レビュー一覧(5冊)

  1. 『君の鳥は歌を歌える』表紙
    お気に入りの小説や映画、音楽を短歌化。短歌を短歌化するという発想はすごいが、これを俵万智はどんな顔で読むんだろうか。短歌自体は素直に見えるけど、導入たるエッセイ部は独特の味。煮崩れしない程度の緩み方。
    文学(エッセイ)
  2. 『ますの。』表紙
    センチメンタリズムだったり「自負」だったり苛立ちだったりカラフルなんだけれども、全般的に主張は強い。著者の顔が浮かぶというか。文庫での4コマ漫画な手法は短歌でページ数を稼ぐには有効なんだろうとは思う。
    文学(詩歌)

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