宮本輝

現代文学100字レビュー

宮本輝プロフィール&ガイド

宮本輝(みやもとてる)―1947年、兵庫県弓木町出身。小説家。

1977年「泥の河」(『螢川』に収録)で第13回太宰治賞、同年「螢川」で第78回芥川賞、2004年『約束の冬』で第54回芸術選奨、2009年『骸骨ビルの庭』で第13回司馬遼太郎賞、2010年紫綬褒章受賞。

正調な日本文学。奇抜を嫌って王道一直線の作品群。どれもじんわりと効くタイプ。初めて手に取る人には、私が一番好きというだけの理由で『錦繍』をおすすめしますが、どれから手に取ってもいいです。要するにどの作品でも、宮本輝の作風を知るのに不適という作品はないという認識。

つながり作家

  • 浅田次郎
  • 高樹のぶ子
  • 重松清
  • 林真理子
  • 百田尚樹

マイベストはこれ!

レビュー一覧

宮本輝『花の回廊―流転の海 第5部

『花の回廊』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
2007/07 新潮社
種類
文学(小説)
目次
花の回廊
所要
5時間

少年伸仁に著者を投影した自伝的小説第五部。伸仁は尼崎の貧乏アパートで大勢の朝鮮人と暮らし、いろんな問題に巻きこまれる。熊吾の事業も動き出すんだが、後の成長に影響するだろうアパートの魔窟ぶりが主役の座。

宮本輝『月光の東

『月光の東』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
1998/02 中央公論社
種類
文学(小説)
目次
月光の東
所要
3時間50分

男たちを翻弄して消えた女。彼女の影を追いかけ、その波乱の半生を明かしてゆくストーリー。人物と場所が目まぐるしく変わるので混乱し、ずっと謎の横顔にやきもきして。「初恋の女性の足跡」という甘味だけが残る。

作品名クリックでレビューを見に行けます。見出しクリックでソートできます(デフォルトはサイト掲載日順)。

作品名 かな 発行日 種類 評価
作品名 かな 発行日 種類 評価
花の回廊 はなのかいろう 2007/07 文学(小説) ★★★☆☆
月光の東 げっこうのひがし 1998/02 文学(小説) ★★★☆☆
異国の窓から いこくのまどから 1988/01 文学(日記・紀行) ★★★☆☆
天の夜曲 てんのやきょく 2002/06 文学(小説) ★★★★★
ひとたびはポプラに臥す 6 ひとたびはぽぷらにふす6 2000/04 文学(日記・紀行) ★★★☆☆
ひとたびはポプラに臥す 5 ひとたびはぽぷらにふす5 1999/06 文学(日記・紀行) ★★★★☆
ひとたびはポプラに臥す 4 ひとたびはぽぷらにふす4 1998/12 文学(日記・紀行) ★★★☆☆
ひとたびはポプラに臥す 3 ひとたびはぽぷらにふす3 1998/08 文学(日記・紀行) ★★★☆☆
ひとたびはポプラに臥す 2 ひとたびはぽぷらにふす2 1998/04 文学(日記・紀行) ★★★☆☆
ひとたびはポプラに臥す 1 ひとたびはぽぷらにふす1 1997/12 文学(日記・紀行) ★★★☆☆
胸の香り むねのかおり 1996/06 文学(小説) ★★★★☆
血脈の火 けつみゃくのひ 1996/09 文学(小説) ★★★☆☆
真夏の犬 まなつのいぬ 1990/03 文学(小説) ★★★★☆
ここに地終わり 海始まる ここにちおわりうみはじまる 1991/10 文学(小説) ★★★☆☆
星々の悲しみ ほしぼしのかなしみ 1981/04 文学(小説) ★★★☆☆
地の星 ちのほし 1992/11 文学(小説) ★★★☆☆
五千回の生死 ごせんかいのせいし 1987/06 文学(小説) ★★★★☆
流転の海 るてんのうみ 1984/07 文学(小説) ★★★★★
葡萄と郷愁 ぶどうときょうしゅう 1986/06 文学(小説) ★★★☆☆
私たちが好きだったこと わたしたちがすきだったこと 1995/11 文学(小説) ★☆☆☆☆
幻の光 まぼろしのひかり 1979/07 文学(小説) ★★★☆☆
花の降る午後 はなのふるごご 1988/04 文学(小説) ★★★★☆
錦繍 きんしゅう 1982/03 文学(小説) ★★★★★
道頓堀川 どうとんぼりがわ 1981/05 文学(小説) ★★★★★
螢川 ほたるがわ 1978/02 文学(小説) ★★★★☆

これから出る本、最近出た本

宮本輝『田園発 港行き自転車 下』
2015年04月03日 集英社 1728円
宮本輝『田園発 港行き自転車 上』
2015年04月03日 集英社 1728円
宮本輝『焚火の終わり 下』
2015年03月10日 文春文庫 637円

新刊・近刊をもっと見る

このページへのコメント