鈴木清剛

鈴木清剛プロフィール&ガイド

鈴木清剛(すずきせいごう)―1970年生まれ(56歳)。神奈川県出身。小説家。

コム デ ギャルソン企画生産部なんて変わった経歴をもつ。

1997年『ラジオデイズ』で第34回文藝賞、1999年『ロックンロールミシン』で第12回三島由紀夫賞受賞。

いまどきの青春像のありかたはこんな感じなんだろうな多分、というような作品を書く。そんな気分先行の作家。いや、褒めことばとしてですが。青春小説として非常にさわやかな『ロックンロールミシン』をまず読んでみるべし。「おおすげぇ!」と唸るような作品はまだないので、どこまで行けるか?ってとこですね。

鈴木清剛おすすめ本ベスト

  1. 『ロックンロールミシン』表紙
    インディーズブランドでビックになる友人の夢に感化されてゆくサラリーマン崩れの主人公。終わりと始まりとがミシンのリズムで鳴っている。若さへの甘えも感傷で流してしまえば青春の一ページ、という策略的うまさ。
    文学(小説)

鈴木清剛レビュー一覧(7冊)

  1. 『バンビの剥製』表紙
    姉との暮らし、恋人との関係、将来を考えることを回避して、ハテ?とか言ってりゃ気楽な無気力世代。そんな若者をありのまま描こうというテーマは分かるが文体までユルくしなくても。バンビの剥製が暗喩なのかも謎。
    文学(小説)
  2. 『スピログラフ』表紙
    幼馴染である男女三人の関係が壊れてゆくさま。それはヒロインの病のせいかもしれないし、それぞれが望みどおりの場所に辿りついただけかもしれない。特命業務で浮かれるより他にあるだろと、哀しい気持ちにはなる。
    文学(小説)