椎名誠『長く素晴らしく憂鬱な一日』レビュー
書誌情報
長く素晴らしく憂鬱な一日
1988/01
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:三時の夕子とゴケアオミドロ / 新宿シルクロードぬめぬめルート / クサカ・シノブは何時笑いますか (ほか)
レビュー
舞台は新宿。視線のままあちこちに想念を蠢かせながら時間はもったりと流れ、ぐったりとした憂鬱をもてあましつつ新宿シルクロード方面へぬるぬると歩く一日を描いた長編。「とりとめもなく」という感触の都市風景。
読了:1995/08/01