島田雅彦『忘れられた帝国』レビュー

書誌情報

島田雅彦『忘れられた帝国』表紙
忘れられた帝国わすれられたていこく
1995/10
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:帝国を流れる川 / 帝国の便所 / 帝国の茶の間 (ほか)

レビュー

郊外と言う永遠の帝国。川をへだてたあの世(=首都)で働く父を見送った後、子供達は帝国で遊ぶ。ジョイスのダブリン、中上健次の新宮に匹敵する著者の「郊外」。茶の間、森、学校での暮らしが積み重なる自伝的物語。
読了:2000/01/01

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