宮本輝『葡萄と郷愁』レビュー

書誌情報

宮本輝『葡萄と郷愁』表紙
葡萄と郷愁ぶどうときょうしゅう
長編小説
1986/06
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:葡萄と郷愁

レビュー

東京とブダペストに住む二人のヒロインの物語が同時展開する長編。それぞれが郷愁の重力圏から外へと飛び出したいと願う、その夢と決断には「青春の終わり」みたいな苦さがあって。暗喩だとかテクニカルな印象だな。
読了:2001/07/01

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