原田宗典『どこにもない短篇集』レビュー
書誌情報
どこにもない短篇集
1993/02
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:ただ開いているだけの穴 / 祖父のメンテナンス / 何のアレルギー? (ほか)
レビュー
誰もいなくなった町。額にバツが刻まれている感覚に悩む男。ファックスから出てきた腕。ネジの緩んでいる認識を振りかざし、魅力的に異世界を描く掌編集。スリッパとカステラの見分けがつかないおちゃめぶりもいい。
読了:2000/12/01